旧掲示板　No.1 | No.2
重要なお知らせ
平素は当掲示板をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、突然ではございますが、当掲示板は、2016年4月30日をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
今後はチャンネル桜のYouTubeの動画コメント等をご利用いただければ幸いです。
なお、サービス終了後も過去ログの閲覧は可能ですので、閲覧をご希望の方は下記URLをブックマークしていただければ幸いです。
http://sakura-bbs.net/thread.html
どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本文化チャンネル桜　桜掲示板運営管理室

桜問題提起スレッド
憲法改正、解釈改憲…御用学者の間違いを指摘しておくと、
投稿者：罵愚さん投稿日時： 2014/06/25(水) 04:36:18
　「憲法は権力者を規制するものだ」と定義づけする学者には、護憲派が多い。したがって、権力者は憲法改正を発議する資格はないという結論に結びつける。ヨーロッパの憲法は王権に逆らった市民革命の成果だったから、それは正しい。
　しかし話題は日本の憲法だ。日本にかぎって、憲法は権力者がつくってきた。市民がつくった憲法はない。権力者が自己規制というよりも、政治理念をうたいあげる文章としての憲法が日本の憲法の伝統だともいえる。
　西洋かぶれの学者たちと、それにかぶれた護憲派は、なぜ欧米流の憲法論にしばられなくてはならないのか？ その説明からはじめなければならない。
1　竹林坊さん 2014/06/25(水) 11:48:10
うん、
正鵠を射た指摘。そこなんですよね。
日本国憲法は『日本』と『日本人』。
日本人の持つ公平感、道義心、公徳心を謳いあげるといい。「こういう国を目指すんだ」とね。
「和らぎを持って貴し」でいいんだよ。
一神教のゴリゴリ頭のマネをすること無いよ。
2　罵愚さん 2014/06/28(土) 05:09:35
　ヨーロッパに政治的伝統がなかったわけではない。ギリシャやローマから引き継いだ民主主義も帝政もあり、そのうえキリスト教文化も加味された重層的な文化が、ながい中世を経て熟成していた。そのうえ、イギリスの名誉革命、フランスのパリ革命、アメリカの独立戦争と、各地で起きた市民革命が近代のスタートとなった。
　そこで生まれた近代民主主義は、いまでこそ人類共通の政治理念に育ってはいるが、中世までのヨーロッパの政治的伝統をひっくり返した斬新な人工物だった。無言のうちに隣人と共有できる観念ではなかったから、あらためてその骨格を文章にして契約書にしておく必要があった。そうしてできあがった国民の契約書が欧米の憲法だといえる。
　ヨーロッパが中世から近代に脱皮したように、日本は近世から近代に生まれ変わり、多くの旧植民地は独立戦争で現代をむかえた。あるいは革命をくりかえしてきた。その変革のときに、あたらしい政治体制を定義する文章が、それぞれの国の憲法になっている。
　この日本にふさわしい憲法は、いまの平和憲法でいいのかどうか、あるいは、そもそもこの国に、憲法って必要なんだろうか？ そういった議論もあると思う。
投稿にはログインが必要です
スレッド（親記事）一覧
| ▲ページトップへ |