旧掲示板　No.1 | No.2
重要なお知らせ
平素は当掲示板をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、突然ではございますが、当掲示板は、2016年4月30日をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
今後はチャンネル桜のYouTubeの動画コメント等をご利用いただければ幸いです。
なお、サービス終了後も過去ログの閲覧は可能ですので、閲覧をご希望の方は下記URLをブックマークしていただければ幸いです。
http://sakura-bbs.net/thread.html
どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本文化チャンネル桜　桜掲示板運営管理室

桜問題提起スレッド
討論 日本は真の独立国か？を拝見して
投稿者：shimamusume999さん投稿日時： 2014/04/28(月) 04:09:48
表題の討論番組を拝見しました。大変有意義な番組であったと思います。

一点気になったことを書きます。

2時間目くらいのところで、日本人が、何の権力もない天皇に、数千年もの間粛々と従い、庶民は非常な結束力や高い人間性を持っているが、その理由については説明不能である、というような意見でどなたもそれ以上はお話になりませんでした。外人はそういう日本人の高い資質を恐れるが、我々はその理由を彼らに説明することはできないと。

今まで日本人は自分たちの精神や魂や人間性の成り立ちについて、言葉で語ることをしてきませんでした。江戸時代までの日本人は、ほとんど世界から閉ざされた環境の中で、日本人以外と特に付き合う必要はなく、それを口で説明する必要もなかったかもしれません。しかし、これからの時代、日本人の成り立ちを言葉で表現できなければ、いずれ我々の文明は形骸化し、形として日本国が残ったとしても実質的にはやがて失われるでしょう。天皇もいなくなってしまうかもしれない。日本人自身がその事の重要性を忘れてしまいかねないからです。
全レス表示　 最新50レス表示
25　(A+Z)2さん 2014/04/30(水) 07:07:18
明治天皇が即位したときはわずか14歳。外界に途絶した宮中にあって、この年齢で国が存亡のときにあったかどうか、危機に対してとるべき行動を自覚していたとは思えません。政治勢力が彼を利用したのです。

私も天皇を体制復古の中心に置くことには反対です。さくらチャネルのように、今後も政治勢力は天皇を利用するでしょう。
26　神様さん 2014/04/30(水) 07:11:13
むつかしい問題だな。
とりあえづ、国会開会には、NHKはじめ報道機関が、天皇ご臨席を厳かに報道するとか
元旦とか祭日には、おなじくマスゴミが厳かに皇室関係の報道をせにゃいかんな。
ま、開かれた皇室なんてのはイカンし、あんまり解放してはイカンから、できるだけ厳粛な
報道姿勢を示さにゃならん。

　政治ってものは突き詰めれば「聖なるもの」につながる。政治より上位にあるのが天皇
とゆぅことになるが、政治と無縁にしてはいけなぃ。
　吉田茂が、日頃は政治の場でドロドロのなにをしているが天皇（昭和天皇）の前に出ると
厳粛な気になり、国家の為に身を尽くさねばならないという気分になる、と言ってたらしい。
　ま、政治に「気」を吹き込む存在。メリケンの大統領は聖書に手を置いてなにするらしぃが、
日本では天皇とゆぅことになる。

27　神様さん 2014/04/30(水) 07:20:02
幕末維新の時のよぉな国家の危機のとき天皇が表に出てくるのは当然の成り行きだ、馬鹿わ
政治利用だとかアホ言うが、政治の危機におぃては当然のこと。
28　(A+Z)2さん 2014/04/30(水) 10:17:33
＞幕末維新の時のよぉな国家の危機のとき天皇が表に出てくるのは当然の成り行きだ

こんなバカなことをやったから、軍部を増長させることになったし、挙句のはてに国は滅び、天皇は名前だけの存在になってしまった。

バカ丸だしの糞ジジイに反論するのも嫌なことだが、正さなければならないことは質さなければならない。
29　野狐禅さん 2014/04/30(水) 11:22:31
　たった一度の敗戦で、軍部がすべて悪かったという短絡的な発想しかできない戦勝国洗脳教育に染まった人のいう事をいちいち見聞きすることにほとほと疲れてしまった。

　70年書かｋｋて気づきあげられたこの忌まわしき思想体系を打ち崩すのに、安倍総理だけが頑張ってもとてもじゃないが荷が重すぎる。
　早く安倍総理後継者を作らないとまた元の木阿弥に戻ってしまわないかと心配である。
30　野狐禅さん 2014/04/30(水) 11:27:41
　上記お詫びして訂正します。

　70年書かｋｋて気づきあげられた・・・Ｘ

　70年かかって築き上げられた・・・〇

　
31　shimamusume999さん 2014/05/01(木) 10:43:17
明治期は必要だったでしょうね。天皇がいなければ国はまとまらず、諸外国につぶされていたでしょう。明治期は否定しません。これまでと、これからは違う。私は、天皇というものの位置づけを今まで以上に拡大しなくてはならないという意見ですが、政治的なあるいは国内政治に翻弄される存在であってはならないという意見です。
32　shimamusume999さん 2014/05/01(木) 10:53:27
たしかに、昭和までの時間軸でいうと、それがために天皇の存在と国家の存在が危ぶまれたことは事実ですが。私は日本文明を世に出したいという立場なので、天皇が一国の政治的状況に翻弄されることは、今後はあるべきでないという視点です。あくまでも日本が主軸ですけれども。
33　shimamusume999さん 2014/05/01(木) 11:33:30
ローマが滅んでも、西洋キリスト教文明が滅んでいないのと同じように、日本文明も生かし続けなくてはならない。しかし、100年、1000年先まで日本人がこの文明を保持できるかどうかの保証はありません。日本文明は天皇が消えたら終わりです。だから、どんな方法を使ってでもこれを保持しなくてはならない。これからの世界においては、日本文明は必ず必要とされるでしょう。
34　蔵太郎さん 2014/05/01(木) 13:39:42
日本を語るとき海外の思想や哲学の言葉を介して語ることに歯がゆさを感じてしまうことがあります。
自分なりの考えですが、日本人の共通認識としてそんなことわざわざ言葉にして丁寧に説明するまでもなく感覚的に常識的にわかることだろう。というのがあったのではないかと思います。

日本人、外国人とか文化の違いとか云々じゃなくそれって人としてどうなの？と思ったり、
日本人と外国人との物事の考え方、捉え方の差が想像以上に大きく唖然としたり、

海外の人は当たり前のことを１から１０までわざわざ言葉にして教えてあげなければ理解できないような人が多かったんだなぁ。と、しみじみ思ってしまいます。

分からず屋の外国人にため息をつき、ふと横に目をやると、分からず屋の日本人も多いことに気がつき、「自分自身もその分からず屋の一人なのでは？いやいやそんなはずは」と思ってしまいます。

まず、自分自身への疑いを晴らすためにも、当たり前、考えるまでもないと思っていることを改めて噛み締める時が今、来ているんだろうなぁ。と、思っています。
35　shimamusume999さん 2014/05/01(木) 16:38:47
そんなことはないですよ。もっと自信を持ってください。日本人の意識構造の成り立ちは、これまで政治家や学者や財界の人間も含め、あまりしっかりと語ってこなかったんではないかと思います。 漠然とした精神論的、観念論的なことはたびたび語られてきたかもしれませんが。新渡戸稲造の武士道と葉隠がありあすが、天皇と神道の観点からはあまりないのではないか。どちらも武士論ですしね。今後はしっかりと議論する必要があると思います。
36　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 21:58:03
shimamusume999さん、はじめまして。

shimamusume999さんのお考え、そしてそれに関連したメッセンジャー各位のお話し合いを拝読させていただきまして、「討論 日本は真の独立国か？を拝見して」という立論も踏まえたお話し合いに参加させていただければと存じます。

まず私は、天皇陛下に個人の内心的・良心的な信条をもって語ることや想うことに基本的には反対ではありません。
しかし、それを「一般化」して論ずる場合には様々な議論が発生してしまいます。
「個人の各々内心としての天皇陛下」を論ずる場合と「一般論（立憲君主制）としての天皇陛下」を論ずる場合のそれに関してです。
お話の中に
「文明を規定するのに政治的権力は不要です。政治権力と関われば天皇家はいずれ滅びるでしょう。天皇をそのような低い位置づけ置くべきではありません。」
とのお言葉をお見受けしますが、私はその「心配は全くご無用」と申し上げます。
37　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:00:52
「天皇陛下が統治権をお持ちになると政治責任が負わされ、同時に統帥権までお持ちになるとしたら、軍事責任まで負わされてしまう」
との声が少なからずあるのをよくお見受けします。

私の拙スレ『憲法対話「国体の本義に基づく新憲法の制定を」』では某メッセンジャーの方とその質疑が行われています（現在大人の対応として２週間ほどの返答猶予を設けてお返事をお待ちしている状態です）。
38　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:04:39
その中でも申し上げましたが、立憲君主制では世界的に「君主の不可侵性又は無答責に関する定理」が普遍的に認められているため、日本が「立憲君主制」による国家体制、すなわち天皇陛下が国家元首として統治権を総攬されるお立場・お役割になったとしても、その責任は同定理・法理によって行政府や立法府、司法府がその責任を負うことになります。

「国家元首に統帥権が帰属する」というのも、立憲君主制でも共和制でも同じです。
従って「政治権力と関われば天皇家はいずれ滅びるでしょう。」とのご心配には及びませんのでご安心ください。
39　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:13:54
事実として「政治権力と関わる（それどころか政治権力そのものであるところの）ことで王家・大公家・公家が滅びる」といったことは、現代立憲君主制の例証として存在しません。
世界の主要な立憲君主国の憲法に規定されている関連条規も拙スレ『憲法対話「国体の本義に基づく新憲法の制定を」』にて引用しておりますので、是非ともご覧いただければ幸いです。

私は大日本帝国憲法に関し、今の価値観で見ても定理・法理としても全く問題ないと考えます。
ただし、各々の成文条規があまりにもシンプルなため、ご存知の通り「過去の過ち」の数々を「誘発」するに至りました。
統帥権に関しても「シビリアンコントロールシステム」と「ポリティカルリーダーシッププロブラム」が憲法に成文化されていなかったため、現在「軍国主義」と批判されているところの様々な事態が誘発されたと考えます。◇私はかの戦前・戦中期における史的事象を同理由から「ガバナンスエラー」と見ています。
帝国憲法の法理は立憲君主制の議論においては全く普遍的な内容であるため、新憲法においてもそのまま採用し、各成文条規をもっと厳格詳細に改正規定するべき必要性を私は訴えています。
40　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:24:05
「討論 日本は真の独立国か？」の視聴感想として申し上げますと、すべての保守系論者が自覚しておかねばならないことがあると痛感しました。
水島総監督が番組の中で話されていた「日本軍と反日軍の戦い」という比喩についてです。
これはすぎやまこういち先生の例え話なのですが、もっと現実的に表現するとしたら「正規軍と敗残兵の戦い」といえましょう。
この場合「正規軍」とは「戦後レジーム」、「敗残兵」とは「保守本流・保守傍流問わずすべての保守系」というのが現実と考えます。

保守系は「敗残兵」であって「正規軍」に少数のパルチザンとして抵抗している虚弱な存在に過ぎないという現実をすべての保守系がもっと自覚するべきであると私は考えます。
先の東京都知事選において「アンチ桜」「アンチ頑張れ日本」の某保守系グループが、選挙結果等に讒謗を押し並べ、口汚く罵るようなことがありましたが、「勝ち負け」など論ずる以前に「保守はすでに負けている」という現実を自覚できていないのではと思いました。
この厳しい現実を直視すれば、逆にどんなチャレンジにも「とっくに我らは敗者なのだから失うものなどない」ことが「強み」にもなりましょう。
41　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:31:04
「自分たちは敗残兵であり、正規軍に挑んでいる」という認識に立てば、保守系が取り組まねばならないことがあるはずです。

残念ながら「観念的で抽象的な話」のみに興じる姿勢から抜け出せないままでいる「保守」が多いことも事実です。
「討論！言志復刊記念・言論最前線の現在」の中で三橋貴明氏が「ジェネレーション」に関して指摘したことは極めて本質論であり、私もこれまでこうした「ジェネレーションギャップ」を「右」や「左」問わず強く感じておりました。
すなわち「抽象論（観念論）」と「具体論（現実論）」との「ギャップ」です。
こちらの掲示板でも、とあるメッセンジャーの方と議論をさせていただきましたがこうした「ギャップ」を強く感じました。

このお相手はおそらく高齢で年代・世代もかけ離れた方なのだろうと思っています。
42　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 22:37:52
今や保守系も「観念的で抽象的」な立場に甘んじるような時代ではないことも自覚するべきであるのかもしれません。
なぜならそのままでは現実政治はもちろんのこと言論ですら勝てないからです。
具体的で現実的な「提案」や「対案」を提示できない「右翼保守」「左翼革新」は、もはやその「役割」すら果たせぬままで終わる厳しい時代に入ったのでしょう。
私はやはり先の都知事選で田母神俊雄氏が出馬をされたことの本当の価値と意義はそこにあると思っています。
今や日常に横たわる諸問題・諸課題に「解答」や「解決」を世に提示・提供できる存在として保守系が脱皮しなければならない時代に入ったと実感しています。

「右」も「左」も「現実と遊離する抽象的のもの」に興じる時代は過ぎ去った。
そのことをリアルに実感・自覚するべき必要性を深く感じます。

長々と失礼しました。
43　蔵太郎さん 2014/05/01(木) 23:09:16
非常に難しい話でついていけなくなってしまって恥ずかしい思いをしています。
スレッドの方向とは違ってしまい申し訳ありませんが、「日本学会」会長さんの４０コメントに共感を感じたので、コメントします。

いわゆる左翼といわれている人たちの反対側にいる人たちの中に
「日本人はやっと目覚めたんだ。もう大丈夫だ」と言われている方がいます。
私自身そう思う瞬間もあるのですが、それと同時にまだまだ楽観視は出来ないと思ってしまいます。
こういった自己批判的意見をする時もそうなのですが、同じ考え、志を持っていると思っていたはずの仲間が意見の食い違いで豹変してしまうのを目の当たりにし、もっと深刻な状況なんじゃないかな？とさえ思ってしまいます。

日本人が日本人である心は？そして私はその心を持っているのだろうか？自問自答はまだまだ続きそうです。
44　「日本学会」会長さん 2014/05/01(木) 23:50:05
蔵太郎さん、はじめまして。
メッセージをくださいまして、誠にありがとうございます。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」という一節で有名な「葉隠」はいわゆる「武士道」の本懐を綴った名著として有名ですが、そんな「葉隠」の著者も戦場ではなく畳の上で安祥とした臨終を迎えるわけです。
実は私たちが「武士道」として知る内容は、合戦もない天下泰平の世で紡ぎ出され、洗練されていった思想・哲学なのです。
三橋貴明氏のおっしゃったこうした「ギャップ」という内容とどこかリンクしているようにも思えます。
「右肩上がりの日本」を現役世代として謳歌できた世代と、「右肩下がりの日本」しか知らない世代とでは、やはり「意識」も「ニーズ」も異なるのであろうと感じます。

蔵太郎さんには「国体の本義」や「臣民の道」をご紹介します。
私は世にその賛同・支持を呼びかけているのですが、どうかご一読していただきまして、ご自身の素敵な自問自答のエッセンスにしていただければこれに勝る喜びはございません。

日本と日本人を共に学び、そしてこれからも一緒に考えさせていただければ幸いです。
45　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 11:33:45
日本学会 会長さんへ

詳細な文章をいただきありがとうございます。西洋的立憲君主制は現代政治の視点から天皇を位置付ける上では重要な要素であると思います。また、自主憲法を制定する上で、大日本帝国憲法を精査検証する必要があると以前から思っていました。

しかし、そういった制度がこれから100年、1000年続くとは限らないし、これが最善とも思っておりません。たかだか200-300年の制度に過ぎません。またこれはあくまでも西洋の王を規定する仕組みです。私は天皇と西洋の王を同格に見てはおりませんので。また、日本文明が日本の国一国に封印された現代までの歴史的状況の継続を希望するのであれば、とりあえずそれでも良いかもしれない。

しかし、ローマが滅んでも西洋キリスト教文明が滅ばないように、日本文明を規定する必要があると私は思っています。天皇がこれほど長い歴史を有する所以は、憲法の規定によるものではなく、天皇の存在意義を支える神道の仕組みであることを忘れてはなりません。政治は、歴史を見ても明らかなように、はかない存在です。政治がこけたら天皇の存在も危うくなるようなものとして規定されてはならない。
46　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 11:39:00
私は、最終的には、天皇の存在を日本一国の権力基盤の枠組みから解放すべきであるという考え方なので、多くのみなさんとは意見を異にすることになるかと思っています。
47　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 11:50:13
話は変わりますが、先日明治神宮へ参拝の折、五箇条の御誓文が掲げられておりました。私は以前から、自主憲法制定のおりにはこれもまた重要視する必要があると思っておりましたが、今改めて拝見すると、これからの日本が掲げるものとしては多少相応しくないものがあると感じました。当時は西洋列強に抗するため、海外の良き点を積極的に取り入れ国を強化する必要があった。しかし、これからは自らが世界に発信してゆかねばならない立場にある。時代は刻刻と変化していると感じました。
48　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 12:05:56
日本学会 会長さんの番組に関する意見につきまして

どれだけ、正統な右派思想勢力が劣勢かは分かりませんが、現実的に多くの人間が、日本の本質を真に理解していないことが多いのではないかと思います。しかし、それはいまだ理解不足ということであって、今後も貴氏のような方からの地道な啓蒙活動が必要になるものと思います。

しかし、本質はそんなに難しいことではない。簡単に言えば「魂、肉体、精神」が過去と繋がれば良い。理屈理念としてではなく。ちょっと観念論になりますが、しかし、ここが最も人間を具現化するプロセスなので重要かと思います。過去とは、欲を言えば古代以降、昭和期までの、一本の筋のようなものです。この筋ができると意識がぶれない。現代人は筋がないので、自信がなく、ちょっとしたことでブレます。だから弱い。政治家もみなそうですが。

自らの歴史と、関わる土地の歴史を辿り、先霊と繋がる作業が必要です。特に戦後世代の我々にとっては。
49　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 12:10:13
こうすれば、自立することの重要性が認識できると思います。自立派と依存派の戦いとでもいうような。まあそういう意味では自立派は現時点、相当に劣勢です。
50　Pochi4さん 2014/05/02(金) 12:20:36
劣勢に決まっている。仲間内で納得しあっているだけだから。
51　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 15:00:02
どんな時代でもちゃんと意見を持っているのは3割程度で、6割7割は流れに乗っているだけですよ。流れを作った人間が勝ちです。
52　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:39:34
shimamusume999さん、お返事ありがとうございます。

現実論として当該議論を行うとしますと、日本はやはり「立憲君主制」以外はないのではないかと思うのです。
私たちは日本国民として「日本」というひとつの国家に生きているわけですので、こうした基礎的な議論を避けて通るわけにはいかず、むしろ真正面から正確に構築しておくべきではないかとも考えております。
そうしますと、どうしても天皇陛下にどのようなお立場・お役割を名実ともに担っていただくのかというお話に行き着きます。
こうしたお話になりますと「天皇陛下にのみ伝統的・非西洋的要素だけを望み、他方国家・社会体制は西洋の原理を採用するということは国体上矛盾が生じる」と私は解するのです。
国権には立法権・行政権・司法権という三権の作用が存在することを認め、それぞれ立法府・行政府・司法府が存在するというのは西洋由来の理論体系及び制度設計論です。
我が国は現在もこの西洋由来の理論体系と制度設計を採用しておりますし、対案としてこれに代わる理論体系や制度設計を「発明」し世に提案・提供せねば、これらを否定的に論じることには「過誤」が生じるであろうと考えます。
53　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:45:12
つまりは「天皇陛下は純和風和式、国家・社会は洋風洋式で」というのはどうしても「現実味」がないお話となってしまい、いたずらに「想像」だけが膨らむだけに終わってしまうのではないかと思えるのです。

もちろん、１００年、１０００年後に現代人が想像できない理論体系や制度設計論が生み出されている可能性を否定しません。
おっしゃるとおり「たかだか２００、３００年の制度」に過ぎないことも事実です。
しかし「立憲君主制」以外の「発明」がなされていない現在、現実的に論じる場合は、この「立憲君主制」をいかにわが国体に摂取醇化するかという取り組みは不可欠だというのが私の意見です。
ちなみに、私もshimamusume999さんと同じく陛下と西洋の王を同格に見るような立場ではないことを申し上げておきたいと存じます。
54　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:48:08
また繰り返しになりますが「政治がこけたら天皇の存在も危うくなるようなものとして規定されてはならない。」とのお考えに対して私は「立憲君主制ではそもそもその心配はありませんから大丈夫ですよ」とエビデンスを提示して説明させていただいております。
立憲君主制では「政治がこけたら国王・女王、大公、公の存在も危うくなる」という例証はないことも申し上げてさせていただきました。
「立憲君主制の中で国家元首として統治権を御総攬なさっても、たとえ政治がこけようが同時に陛下のご存在も危うくなるようなことはありません」ということです。
55　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:55:29
ご案内しました拙スレにてお話をさせていただいておりますが、洋の東西を問わず、君主にはそれぞれ「聖なる要素」と「俗なる要素」を具備しているというのが私の理解です。
天皇陛下におかせられましても、まさに「聖」と「俗」の要素を具備しておられるのです。
私はこれを「和洋（和漢）の二義」または「聖俗の二義」と呼んでいます。

shimamusume999さんのお話にあります、いわば「無垢なる陛下」のお姿、すなわち「和の義・聖の義」は宮中祭祀の中にましまし、立憲君主としての陛下のお立場・お役割は「洋（漢）の義・俗の義」であると私は拝します。
その「二義」を具備された天皇陛下がおられるからこそ、日本は皇国なのであると私は考えます。

私が賛同と支持を呼びかけております「国体の本義＊」の一節をご紹介させていただきます。
56　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:57:13
**国体の本義【二、聖徳より】
かくて天皇は、皇祖皇宗の御心のまに／＼我が国を統治し給ふ現御神であらせられる。
この現御神（明神）或は現人神と申し奉るのは、所謂絶対神とか、全知全能の神とかいふが如き意味の神とは異なり、皇祖皇宗がその神裔であらせられる天皇に現れまし、天皇は皇祖皇宗と御一体であらせられ、永久に臣民・国土の生成発展の本源にましまし、限りなく尊く畏き御方であることを示すのである。
帝国憲法第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあり、又第三条に「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」とあるのは、天皇のこの御本質を明らかにし奉つたものである。
従つて天皇は、外国の君主と異なり、国家統治の必要上立てられた主権者でもなく、智力・徳望をもととして臣民より選び定められた君主でもあらせられぬ。
（中略）
天皇は祭祀によつて、皇祖皇宗と御一体とならせ給ひ、皇祖皇宗の御精神に応へさせられ、そのしろしめされた蒼生を弥々撫育し栄えしめ給はんとせられる。
ここに天皇の国をしろしめす御精神が拝せられる。
故に神を祭り給ふことと政をみそなはせ給ふこととは、その根本に於て一致する。
57　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 20:58:38
名実ともに国家元首となっていただくことの根本義は、西洋のそれとは全く異なるものであることをあらためて日本人が再認識し、そして陛下の御統治による聖代は決して日本の真理に矛盾しないということも理解しておかねばならないのではないかと思います。

また「国体の本義＊」の中には、次のような興味深い一節がございます。
58　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 21:00:16
**国体の本義【結語より】
併し我が国に於て真に個人主義の齎した欠陥を是正し、その行詰りを打開するには、西洋の社会主義乃至抽象的全体主義等をそのまゝ輸入して、その思想・企画等を模倣せんとしたり、或は機械的に西洋文化を排除することを以てしては全く不可能である。

今や我が国民の使命は、国体を基として西洋文化を摂取醇化し、以て新しき日本文化を創造し、進んで世界文化の進展に貢献するにある。
我が国は夙に支那・印度の文化を輸入し、而もよく独自な創造と発展とをなし遂げた。
これ正に我が国体の深遠宏大の致すところであつて、これを承け継ぐ国民の歴史的使命はまことに重大である。
現下国体明徴の声は極めて高いのであるが、それは必ず西洋の思想・文化の醇化を契機としてなさるべきであつて、これなくしては国体の明徴は現実と遊離する抽象的のものとなり易い。
即ち西洋思想の摂取醇化と国体の明徴とは相離るべからざる関係にある。
59　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 21:01:43
**国体の本義【結語より】
世界文化に対する過去の日本人の態度は、自主的にして而も包容的であつた。
我等が世界に貢献することは、たゞ日本人たるの道を弥々発揮することによつてのみなされる。
国民は、国家の大本としての不易な国体と、古今に一貫し中外に施して悖らざる皇国の道とによつて、維れ新たなる日本を益々生成発展せしめ、以て弥々天壌無窮の皇運を扶翼し奉らねばならぬ。
これ、我等国民の使命である。
60　「日本学会」会長さん 2014/05/02(金) 21:12:23
shimamusume999さんのお話にあります通り、「神を敬い祖先を崇める」といった「敬神崇祖」のささやかな「日常のお祭り」の中に、やれ理論だ理屈だとかいった合理的なものが立ち入ることもない「生活」がありますから、こうした大切な伝統でもあろう生活文化を意識したライフスタイルを提案することも必要なのかもしれませんね。

しかし「実社会の時の流れ」は、伝統に内包されるところの「しなやかでスローな」といった要素と全くの正反対となってしまっていますね。

伝統の価値を唱えていながら、その伝統と真逆の時間と空間で生きていることに何とも言えない気持ちです。

またも長々と失礼いたしました。
どうかこれからもよろしくお願いいたします。
61　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 22:59:06
非常に高度な議論をいただき大変満足に感じる次第です。

私の中では、日本の天皇に比肩すべき西洋の歴史的存在は、ローマ教皇なのです。従って、ローマ教皇庁及びバチカン市国の歴史をつぶさにみることで、今後のわが国の皇室並びに天皇陛下のおかれる立ち位置を真に方向付けできるものと確信しております。

明治期においてはまだそこまでの次元に状況そのものが達しておりませんし、またそこまで当時の日本人が自らの文明の世界的意義を理解していなかったものと存じます。

しかし、当面はお話の通りの発想以外の現実的な方向性は見当たらないことと思います。しかし、私はその発想をさらに打ち破り、日本文明の人類史的なる重要性まで発展させるべきとの意見です。
62　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 23:11:45
幕末期における世界史的な日本の位置づけと、日本文明の特質を考慮する場合、私は日本以外に次の世界における中核的文明の担い手は見当たらないと確信しています。しかし、肝心の日本人自身がまだそのことに気づいていない。自己分析も全くできていない。

仮にこのまま日本人が「気付かないまま」時を過ごしたならば、世界は間違いなく「暗黒の世紀」に突入することでしょう。なぜなら、世界は行き詰まっているが、それに変わる思想も仕組みも発想も、決して今の中心者(西洋人)からは生まれ得ないからです。それは彼等も薄々分かっている。

では、中国なのか？彼等には銭ゲバ主義以上の価値観はない。だから結局西洋人には都合の良い相手ではありますが、所詮現代文明の最終化け物的な存在以上のものにはなり得ない。少なくとも今のところは、、、。

しかし世界は、容易に我々が「世に出ること」を認めようとはしないでしょう。
63　shimamusume999さん 2014/05/02(金) 23:32:59
ローマ帝国が東西に別れ、キリスト教を国境と定めた後、やがて西ローマ帝国が滅び次第に東ローマ帝国もその勢いを失う。それにかわり、神聖ローマ帝国が誕生し、その間、モンゴル帝国にその版図を脅かされつつ守り抜くが、やがて滅びる。近世から近代にかけ、オランダ、ポルトガル、スペインなどの覇権の後、イギリス、アメリカの覇権へと歴史は展開してゆく。その間、ローマ教皇庁はその存在を維持し続け、結果西洋キリスト教文明は、その価値観意識を土台として、科学を生み出し、産業革命を行い、マルクス主義や無神論まで生み出した。今我々が生活している価値観の大半は彼等の価値意識から生み出されたものです。

そのプロセスに学び、我々が次代の世紀を創造すべき時に来ていると思います。先は長いがこれに取り組むべき時にきている。そう確信しています。
64　「日本学会」会長さん 2014/05/03(土) 00:35:03
shimamusume999さん、こんばんは。
ご挨拶が前後となりまして申し訳ないです。
また、こちらこそ大変ご丁寧なお返事をいただきまして、心より御礼申し上げます。

「日本の天皇に比肩すべき西洋の歴史的存在」としてのお考えを拝読させていただきますと、確かに「聖」と「俗」を一身に体現し、その具備を顕現しているとなると、西洋で該当するのはおっしゃる通りかもしれません。
飛躍しすぎかもしれませんがカトリックと対立した英国王も「英国国教会の首長」という聖職（世俗的最高聖職者）を兼務するところから、今ではその中にぎりぎり女王エリザベス２世殿下も入るかもしれません。
誇らしいことに、我が国の神道は他に対比できるものがありませんから、バチカンが参考というよりは、むしろ「政教分離の祭政一致」という「祭祀と政治の融和」ともいうべき「古来からのあり方」を宮中で取り組んでいただければshimamusume999さんのお考えとは相違せず、同時に我が国の伝統そのものを再現できるような気が致します。
65　「日本学会」会長さん 2014/05/03(土) 00:42:52
明治の聖代はまさに「欧米列強」を対象とした「近代化」という最大の主眼がありました。
「まだそこまでの次元に状況そのものが達していなかった」というご指摘や、「そこまで当時の日本人が自らの文明の世界的意義を理解していなかった」というご指摘には考えさせられます。

ちなみに私が思う「日本の不思議な点」は、これまでの努力や経験、技術といったものを理論化し、されにそれを高度化して「科学」にしていくという西洋に見られる試みを日本人は明治まで一切してこなかったという点です。
明治を一概に「欧化主義」としてバカにできないのは、西洋から輸入された学問や技術を習得し、それを自分のものにまでしてしまう日本人固有の「才能」には、すでに「科学化」せずともその裏付けとなる経験や知識、そして技能を神武肇国以来嫡々代々積み重ねてきた成果を具現したものであるからであろうと理解しているからです。
西洋が１０００年かかった「科学」という経験と努力を、我が国はわずか明治・大正・昭和と早々に並び立ち、果たしてたったの１５０年足らずで追い抜きました。

まさに私たち日本人の「誇り」ですよね。
66　「日本学会」会長さん 2014/05/03(土) 00:50:00
「日本以外に次の世界における中核的文明の担い手は見当たらない」
私も全くおっしゃる通りだと思います。
「国体明徴」という言葉に表された意義は、まさにその事ではないかと考えます。
「国体護持」と「国体明徴」を意識した国民によって「世論・与論」が構成されていくためには・・・と考えますと、やはり現実的には地道で地味な草の根言論に勤しむしか今のところは画期的方法が無いようです。

ご指摘の通り、欧米は人類の「第三の道」として「日本」を内心意識しているであろうことは事実だと思います。
しかしそのためにはあらゆる“支配”を根底から見直さねばならなくなるというとてつもない葛藤があるのだろうと察します。
お話の通り、肝心の日本人に「自覚」がありませんから、人類からの壮大な期待に応えられる段階にはまだありません。
67　shimamusume999さん 2014/05/03(土) 00:50:57
ありがとうございます。私は大枠を捉えて概論を提供することには自信がありますが、貴殿のように豊富な知識を照覧し、細部を肉付けすることは不得手です。今後とも多いに語り、多くのご指摘をいただければと存じます。いただきました視点を参考に私も論議を深めたく思います。

68　「日本学会」会長さん 2014/05/03(土) 00:55:35
『世界は、容易に我々が「世に出ること」を認めようとはしないであろう』
とのご考察、全くおっしゃる通りだと思います。
同時に「大国」や「強国」は、今や「どこが日本を“手に入れる”か」の「見えざる戦争」を展開しつつあるのだろうと思っています。
私たち日本人はただ「国体護持」や「国体明徴」を日に日に勤めていくだけだと思っています。
それが一般的な「社会現象」として顕在化したとき、人類は「かけがえのないメッセージ」を感じ、受け止めることになるでしょう。
「出番」はいよいよその時です。

それまでは「今、現実的にできる確実なこと」をひとつひとつ丁寧に積み重ねていくだけです。
69　「日本学会」会長さん 2014/05/03(土) 01:09:55
身に余るお言葉、そしてあたたかいお気遣いまで頂戴致しまして、大変恐縮です。

申し上げることを忘れておりましたが、「��61」での「現実的な方向性」としてはやはり「立憲君主制」以外の「発明」がない限りは「日本」という国家に生きる日本国民としてこれ以外の選択肢はありません。
ただ
「その発想をさらに打ち破り、日本文明の人類史的なる重要性まで発展させるべきだ」
とおっしゃるshimamusume999さんの気高きお志に心からの賛辞を送らせていただき、また敬意を表します。
その崇高なお志のお役に立てる自信など到底ございませんが、こうした「対話」によってせめてものささやかな「お手添え」となりましたならばこれに勝る光栄はございません。
私はshimamusume999さんのお取り組み幸あらんことをここに拙いながらエールとして申し上げさせていただきたく存じます。

また来週にでも、お話し合いに参加させていただけましたら幸いです。
夜分遅くに長々と失礼致しました。
70　shimamusume999さん 2014/05/05(月) 17:21:14
ありがとうございます。東日本大震災の1年ほどまえから、こういうことを思うようになりました。骨格はあるのですが、まだいろいろ肉付けしていかないといけない部分がありますが、また改めて書き込みさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

上記、現状、現実的には、貴氏の意見が最善と思います。
71　「日本学会」会長さん 2014/05/11(日) 20:08:46
shimamusume999さん、こんばんは。
ご返答いただき誠にありがとうございます。

お話では「東日本大震災の1年ほどまえから」というお言葉をお見受けします。
よろしかったら、その「きっかけ」はなんだったのかをお聞かせいただければと。

「骨格はあるのだが、いろいろな肉付けを」とのお話を伺いまして、やはり私は「国体の本義」をオススメ致します。
きっと「骨格」を強め「いろいろな肉付け」の良き成分や栄養となってくれるはずです。
お試しのサプリ替わりにでも是非ご参考になさってみてください。

shimamusume999さんのご考察やご考案は、私にない切り口をお見受け致しますので、また様々なご見解やお考えをご披露、ご教示いただきたく存じます。
72　「日本学会」会長さん 2014/05/11(日) 20:17:22
「討論 日本は真の独立国か？を拝見して」という立論へ。

「問われるのはメインステージは内閣ではなく国会だ」という考えを持っております。
これはスレッドを新しく立てまして論じさせていただこうとも思っていたのですが、「内閣」では現実的に「真の独立国」を実現することは不可能ではないかと考えているのです。
と申しますのも「内閣」はまさに「戦後レジームの当事者」にならざるを得ないからです。
安倍内閣は「戦後レジームからの脱却」を意識的に唱えないようにしています。
私は「致し方ないな」と理解しています。
これはやはり「現実（リアル）の担任」という「限界点」を安倍総理は痛感しているからでしょう。
故に今は「戦後レジームの漸次的改良」という現実路線を歩んでいると思います。
そして「保守」ではなく「レフトチェンジ」をしたと私は見ています。
事実、安倍内閣は内政面において革新路線を採用しつつあります。
これも安倍内閣が「保守政権」ではなく「革新政権」へと変わることによって、政権の延命を担保しようとしているからなのでしょう。
73　「日本学会」会長さん 2014/05/11(日) 20:27:08
内閣には「安定性」が命題となりますが、国体護持の保守本流・保守傍流といった「保守系」というのは、いわば「戦後レジーム」という「システムのエラー」、「プログラムのバグ」そのものといえます。
つまり現行制度における内閣にとって「保守性」は命取りになるのです。
安部総理は「保守として戦後レジームを脱却する」のは内閣としては自殺行為と見切り、「革新として戦後レジームを漸次的に改良する」という現実路線に踏み切ったのではないでしょうか。

そうしますとやはり「国権の最高機関」とされ「全国民を代表する」とされる国会へステージを移さざるを得ません。
とりわけ６年の任期がある参議院は、いつ解散があるかわからず選挙が気になる衆議院よりどっしり腰を据えて、任務に取り組むことができましょう。
「チェック機関」や「衆議院のカーボンコピー」だなんて思わず積極的に衆議院を操るような国会活動・議会政治が今こそ期待されていると考えます。
74　「日本学会」会長さん 2014/05/11(日) 20:35:07
その上で、いわゆる「河野談話の見直し」などというものは参議院が国政調査権を行使して行うようにすればいいでしょうし、関係者や学識経験者らを参考人として招致することも可能です。
「河野談話の見直し及び撤廃」に関して安部総理にその活躍が求められがちですが、私は「国会でその失効および排除を決議する」というほうが実現性と可能性としては極めて現実的であろうと考えます。

そのためには「議員への呼びかけや働きかけ」が不可欠ではないでしょうか。
その取り組みは我々日本国民ひとりひとりの努力がモノをいうことになるでしょうし、私はその先頭には「頑張れ日本！全国行動委員会」さんが是非とも担っていただきたいと願っております。
「国会ロビー活動」は「組織力」と「動員力」がキーワードですから、「頑張れ日本！」さんの積極的なお取り組みが「大きなムーブメント」となるだろうと確信しています。
投稿にはログインが必要です
全レス表示　 最新50レス表示
スレッド（親記事）一覧
| ▲ページトップへ |