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| 桜問題提起スレッド |
| 憲法だけでない、占領軍の負の遺産 | |
| 投稿者：サーシャさん | 投稿日時： 2014/04/19(土) 12:33:26 |
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最近マスコミが「マッカーサー道路」が開通したと報じているが、これは間違い。20年以上前に、越沢明『東京都市計画物語』（平成3年。日本経済評論社）がこう指摘している。
「一部マスコミで環2予定地をマッカーサー道路と呼んでいる。……これは根拠のない俗説にすぎず、GHQやマッカーサーとは無関係であり、GHQには都市計画に対する熱意は存在しなかった。」（197頁）と。因みに、環状２号線は関東大震災後の帝都復興計画が元だ。既に戦前、帝都には立派な都市計画があった（環6、環7、環8は昭和２年に都市計画決定）。 占領軍は敗戦国の首都の街づくりなどには何の関心も無かったのである。むしろ、彼らは立派な首都は「敗戦国にふさわしくない」と、戦前の広大な都市緑地計画や道路計画を大幅に削減しただけでなく、戦後のささやかな戦災復興計画ですらバサバサ削ってしまったのが実態である。この結果が、貧弱な都市緑地であり、今の首都高なのだ。 占領の負の遺産は、憲法だけではない。我が首都東京の街並みや防災性も貧弱なものとされてしまったのである。 | |
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