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桜問題提起スレッド

ミャンマー、世界驚かす成長回廊　光る地政学的価値
投稿者：和魂洋才さん	投稿日時： 2014/05/18(日) 15:32:21
ミャンマー、世界驚かす成長回廊　光る地政学的価値編集委員　後藤康浩 2014/5/18 7:00 ニュースソース日本経済新聞　電子版　ミャンマー最大の都市、ヤンゴンの街中を歩くと、アジア特有の既視感にとらわれる。２０年前の北京やバンコク、７～８年前のハノイの街角の様子とざわめきが記憶によみがえる。街の中心部でさえ、歩道がところどころ壊れ、露天商は声を張り上げ、間口が狭く奥が暗い店では見たこともないブランドの腕時計や家電製品、携帯電話が並んでいる。店の横では犬が地面に這いつくばり、歩行者を上目遣いに追う。通りを走る窓ガラスのなくなったバスには人が鈴なりで、年季の入った乗用車がクラクションを鳴らし続ける。街のあちこちの空き地を遮るトタン板の囲いには建設予定の豪壮な高層住宅や五つ星ホテルの完成予想図が掲げられている。

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1　和魂洋才さん

2014/05/18(日) 15:34:43

■民主化で国民融和へ一歩

ショッピングモールで買い物を楽しむ女性たち
　国が成長の上り坂を駆け上がり始めた初期にどこの国にもあった光景、空気が今のミャンマーにある。ほかの東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の国々とやや違うのは中心部に中華街と同じような規模でインド人街が広がり、ターメリックやクミンなどインド料理に定番の香料の香りが街に漂っていることだ。もうひとつヤンゴンを訪れた人を驚かすのは宗教の多様性だろう。ヤンゴンから全国に延びる主要な道路の基準点で、いわば「ミャンマーの日本橋」でもあるスーレパゴダはもちろん仏教寺院だが、その周辺には巨大なヒンズー教寺院、十字架を空高く掲げた教会、尖塔（せんとう）を抱いたモスク、そして静かにたたずむシナゴーグ（ユダヤ教寺院）がある。隣国のタイと比べれば、宗教のるつぼといっていい。

　

2　和魂洋才さん

2014/05/18(日) 15:38:35

多様性の根幹は多数の少数民族にあるが、要因のひとつは英国だ。インドの周辺国としてミャンマーを植民地化した英国は国のインフラづくりにインド人を活用した。かつてのラングーン（現在のヤンゴン）は道路、鉄道、上水道、港湾など英国がつくったものが多い。そして、そこに別の多様性を持ち込んだのは中国だ。国際制裁を受け孤立したミャンマーの軍政を支えた中国が華僑の存在感も含め、影響を広げた。

　だが、今、ミャンマーが目指しているのは一体性だ。民主化を進め、来年にはかつて軍政が目の敵にしたアウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟（ＮＬＤ）が全面的に参加する総選挙が実施される。民主化を通じた国民融和への一歩である。対外的、経済的には、ミャンマーはＡＳＥＡＮとの一体感を急速に高めつつある。今年、ミャンマーは初めてＡＳＥＡＮの議長国を務めており、首脳会議、閣僚会議など多数の会議がミャンマー国内で開催される。その中には日本も参加する東アジアサミットも含まれる。そして、来年にはＡＳＥＡＮ経済共同体（ＡＥＣ）も誕生する。

3　和魂洋才さん

2014/05/18(日) 15:43:51

■労働力に魅力

　ＡＳＥＡＮを一体として見た時、ミャンマーはインド洋への玄関口となる。日本企業を中心に多数の工場が立地するタイ、ベトナム、カンボジア、ラオスから陸路でインド洋にモノを出すとき、ミャンマーの持つ地政学的な価値が光り始める。その準備として進んできたのがベトナム中部のダナンとミャンマーのモーラミャインを結ぶ「東西回廊」とホーチミンからバンコクを抜け、ミャンマーのダウェーに至る「南部回廊（第２東西回廊）」だ。東西回廊、南部回廊の出口としてミャンマーが本格的に機能し始めた時、日本企業がＡＳＥＡＮに展開した産業集積の競争力は一段と高まる。

4　和魂洋才さん

2014/05/18(日) 15:45:02

日本通運が新たな物流ルートの開拓に乗り出した
　さらに人口６０００万人を超えるミャンマーの労働力はタイ、ベトナムなどで人手不足や賃金高騰に直面する日本企業には新たな展開先として魅力的だ。日本の官民が進めていたヤンゴン郊外の「ティラワ特別経済区（ＳＥＺ）」は第１期の２００ヘクタール近い工場用地の造成はほぼ完成した。電力、水道、ガスなどのインフラの準備も進んでいる。後は工場の建設に入ればいいだけだ。なかなか進まないと言われてきたミャンマーのプロジェクトも実際は着実に進んでいる。ティラワに工場が林立すれば、ダウェーを含めた他のプロジェクトも背中を押される可能性は高い。ミャンマーはテイン・セイン大統領のもと、世界を驚かすスピードで民主化を進めたが、次は外資導入、生産拡大、輸出増大など経済成長で世界を驚かす可能性は高い。

　

5　和魂洋才さん

2014/05/18(日) 15:46:33

　「私が見た『未来世紀ジパング』」はテレビ東京系列で毎週月曜夜10時から放送する「日経スペシャル　未来世紀ジパング～沸騰現場の経済学～」（http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/）と連動し、日本のこれからを左右する世界の動きを番組コメンテーターの目で伝えます。随時掲載します。筆者が登場する「ついに始まった進出ラッシュ！最後のフロンティア・ミャンマー」は５月19日放送の予定です。

6　和魂洋才さん	2014/05/18(日) 15:52:58
これは、ミャンマーから目を話せない時代が、来たようだ。

7　和魂洋才さん	2014/05/18(日) 15:55:15
話せない→離せない

8　神様さん	2014/05/18(日) 18:36:47
売国奴の竹中が主導するなんとか委員会が、外資が入りやすいようにとか、特区やら法人税減税やら、やっとるらしい。　そんなことよりも、外国に出ていく日本企業を国内に引き戻す工面をしたらどうかと。失業は増え金は流出するばかりでわなぃにょか

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