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桜問題提起スレッド
成熟した格差社会
投稿者：罵愚さん投稿日時： 2014/04/10(木) 09:54:50
　明治１００年、この国は西欧の近代に追いつけ追い越せを民族的なゴールラインに設定して全力疾走してきた。８月１５日はその結果の予選落ちの判定ではなく、第一レースの武力種目から第二レースの経済種目への変換点だった。武力戦で負けた日本は経済戦で勝利して、世界のトップに立った。
　いままで先行する先進国に追いつき、追い越すことに専念していた日本は、トップに立ったときに、このゴールがどこにあるのかを考えてこない自分に気づいた。茫然自失の失われた１０年が２０年になって、いま安倍さんが政権をとって、かれならゴールを探し出して、われわれをこの泥沼から助け出して、導いてくれるだろうと期待する人が多いが、失われた２０年は経済的低迷でないどころか、政治的中断でもない。
　経済戦勝利は追いつけ追い越せの競技の最終ゴールであって、明治１００年、日本はこの１００年競技を終えて、あたらしい競技の出場権を手に入れたのだと思う。それは、成熟社会の構築という、過去の人類史には出てこない未知の領域だ。先行するランナーを追いかけて、それを追い抜く競技ではなく、日本自身があたらしいゴールを模索する時代のはじまりだといえる。
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1　罵愚さん 2014/04/11(金) 04:36:14

　近代のはじまりは…日本の近代のはじまりは、あきらかに明治維新だった。西欧の近代に追いつけ、追い越せの全力疾走の時代だった。大東亜戦争敗戦が、その失敗の結論で、８月１５日で日本の近代が終わったとする認識はまちがいで、敗戦は第２レースのはじまりだった。第２レースの経済戦に勝利して日本の近代は終わった。
　そしてはじまった日本の現代だが、近代と現代のちがいは、近代が西欧の近代の模倣だったのに、現代には模倣すべきモデルがないことだ。目標を失った日本は漂流し、折からのバブルの崩壊とあいまって、失われた１０年が２０年となって、このままの沈没が予想されながらも、安倍政権の出現でかろうじて生きながらえている。
　なんとか生息しつつも、つぎの国家目標をとらえているわけではない。民主党の不人気でへこんでしまったマインドが、安倍首相の個人的な人気に支えられて、すこし持ちなおしているにすぎない。保守回帰をかかげる“”安倍カラーが、はたしてなんなのか？ 日本人に支持されるものなのか？ つぎの時代の国家目標となりえるものなのか？ は依然不明だ。日本は、あたらしい国家目標を明瞭に意識して、設定したわけではない。
2　罵愚さん 2014/04/11(金) 05:14:29
　それでは成熟した社会がめざす理想社会とはどんなものか？ 成熟社会の理想とはなにか？ を考えたとき、よく話題にのぼるのが“格差”だ。現在の日本の最大の欠陥は格差だとの認識だ。
　そこで“格差”とはなにか？ なぜそれが悪いのか？ 格差のなにが悪いのか？ を質問すると、必ずしも的確な回答がかえってくるわけではない。もっともひどいのは、いまの日本には飢餓がはびこっていて、その原因が格差だという意見。アフリカの紛争地帯の飢餓が日本社会にも実在するかのような幻想にもとづいている。
3　にわとりさん 2014/04/11(金) 12:58:56
さっき近所の寿司屋のランチを食べてきました。
ラーメンでもちょっとしたやつの大盛りを頼むと千円超え。
それじゃぁ３００円余分に出して寿司でも食べようかと。
１１時３０分から４５分位いたのですが、私以外の客ははリーマン男性一人。
今では実は大して安くもないラーメンの店にはウジャウジャ客がいて、けっこう美味しい寿司ランチはガラガラ。
日本国民ってデフレにすっかりつかってしまってますね。
今は大半の現役層が貧しいのですが、皆でデフレ脳から脱却しないと豊かにはなれない構造を見た気がします。
4　罵愚さん 2014/04/11(金) 15:23:16
　『今は大半の現役層が貧しい』かなぁ？ １０ドルのランチを『大半の現役層が』食べている社会が貧困社会と呼べるのかなぁ？ それはむしろ“成熟社会”と呼ぶほうが正しい表現ではないのだろうか？ あるいは「飽食の社会」と呼んでもいい。飽食のなかの不平等や差別は、飢餓や貧困とは、けっして同じではありえない。
　餓死の現実を忘れてしまった成熟社会ゆえの飢餓幻想は論外としても、なぜ“格差”なのか？ なぜ差別や不平等ではなくて、格差なのか？ についての返事は、まさしくしそれが成熟社会だからだろうと思う。かつて差別だったり、不平等が引き起こした社会問題がつぎつぎと解決されて、残った未解決の社会問題の原因が“格差”だったのだと思う。
　おおかたの社会問題の原因は差別だったり、不平等だったのが解決して、成熟社会が実現した。差別や不平等がなくなった時代は、追いつけ、追い越せの国家目標も消えて、近代を脱して現代にはいった。現代社会が解決すべき当面の課題として格差が残ったということだろう。
5　罵愚さん 2014/04/13(日) 05:53:50
　成熟した社会においても飢餓や貧困、差別や不平等が不満の原因にならないわけではないという反論はある。しかし現実にそれが原因の暴動がおきたり、革命が起きる心配はなくなってしまったのが…だからこそ、それを成熟社会と呼ぶのだろう。
　暴動や革命にはならないが、選挙の投票行動に影響を与えうる要因にはなりえるのが格差問題だ。とりわけ、その格差が制度的に固定化されてしまったと感じたとき、格差の下層に位置する人たちが感じる不公平感が、不満につながりやすい。アメリカンドリームが消えたアメリカ、日本の非正規雇用者が実例だな。
　上層にいる人からみると、多分にそれは個人的な要因にうつる。不勉強、無能、怠惰が下層を生み、勤勉で努力家の自分が上層にいると思うのだが、この上層と下層の対立が社会の不安定要因となり、それをあおる勢力が…冷戦の遺物のような政治勢力がいまだにこの現象に便乗しているのも事実だろう。
　とりわけバブルがはじけた後の日本企業で起きたリストラブーム。失敗した経営者は生き残り、下層の従業員がリストラされ、学生が就職難におちいった社会の実態は、この不満を表面化した。
6　公太郎さん 2014/04/13(日) 07:53:22
文明論か。
モダニズムの行き詰まりだね。
そしてアメリカと中国の帝国主義的グローバリズムと、国を大切にする各国ナショナリズムの対立。
各国の成熟社会の構築には、発展したグローバリズムが邪魔になっている。
なので、世界全体に通じる新しいモデルが必要になるが・・・そもそもポストモダンが存在するかどうかも疑わしい。
人類は進化出来ない。
モダニズムへの歩みは、ネイションを守る必要性があった。
同時に幸福を求めていたはずなのに、風土とそこから生じるリージョンを破壊していく。
リージョンとネイションの調和には反グローバリズムが必要であるので、国家目標になり辛い。
7　公太郎さん 2014/04/13(日) 07:59:26
階級社会ではなく、格差社会？

食べ物で格差社会を語るなら、かつての平凡であった日本の食事が高くなり、豪華に見えるパンが安いという現実の逆転現象が邪魔をしてるなぁ。
味噌や米が輸入になると変わるだろうけど、かつて高級品だったはずの寿司には輸入の魚が平然と使われている（回転寿司だけどね）。
不幸な飽食の代わりに質素な幸福をモデルにしようとも、価値が逆転したり混沌となってたり。
小さな幸福の為に買っていたお気に入りのたくあんが、スーパーなどでは手に入り辛い世の中。
もし階級が定まっているなら、階級ごとの生活様式の模索ってのもありだね。
しかし無駄に多い選択肢・・・・。
共同体にも言えるけど、小さな村とかだったら、人々の小さな幸せを支える様な定番商品の模索があると嬉しいんだけどね。
けどそれで発展してしまえば、資本主義の波が村落にもやってくる。

欲望は悪としようとも、経済成長はまだしも、景気回復は善だと言えるし。
コンビニやスーパーでの新商品の試し買い需要が経済にとっては善なんだよな・・・。
ここで究極のリージョナリズムを模索して、リージョン潰しの原因となる要素を廃して・・・・。
8　公太郎さん 2014/04/13(日) 08:05:01
お？過疎化した村は、自立してグローバリゼーションの影響下にあるネイションとは切り離すってのもありだな。
グローバルなネイションと、ネイションなリージョンという分け方。
でもその中間が厄介。
ならば地域の単位を分ける基準を変えるか。
市が逆に町になるなど、または町が市に敢えて格上げしない様にしたり。
人口が基準にならず、助成金にも不平等が生じず、幸福密度の発展を極めた地域があっても良いかな。
国民総幸福量的な価値観を守ったリージョナリズムのモデルを。
けど、切り離しては国家の事を考え辛くなって、しかもグローバル型のネイションの影響を全く受けないってのは無理だし・・・。
単に影響が鈍いだけで。

勝手にこんな方向性の話になってしまいました。
9　公太郎さん 2014/04/13(日) 08:10:44
あ、リージョンなネイションだった・・・すまん。

で、そのリージョンを守るには、他のリージョンとの繋がりをどう設計し、それぞれがどう役割を持つかってのが重要になってきそうだ。
今までの様な、「都会」と「田舎」という分け方の呼称では、この考えが広まり難い。
新しく言葉を作る必要性もある。
しかも段階的に、都会から田舎へと呼び名が複数必要。
これにより、過度なイオンの国内植民地化を防げるかな。
出荷が、国内への輸出と呼ばれるようになったりｗｗｗ
10　罵愚さん 2014/04/13(日) 16:08:31
　そのとおり、すべてに疑問符をつけて、考えなおす作業が必要な時代だよね、
11　公太郎さん 2014/04/13(日) 18:30:05
＞考えなおす作業が必要な時代
こう明確に他の人の言葉で整理されると、ますます楽しくなってきました。

そして、「ポストモダンの模索が必要とされている」らしい、と考えていたけども、
物や価値がありすぎて「モデルが崩れた」のだと、これまた整理出来ました。

「格差社会」という言葉は、国民の平等という価値観から生じた言葉でしょうね。
「階級社会」と考えれば割り切れたものを、「平等」の嘘が、格差によって悪戯に不満を生じさせる。

それとは別に、階級社会と割り切れば、かつての様な階級ごとの生活様式（モデル）も見直され、楽しめる部分が出てきそう。
水島社長が前に、「農民でも３倍頑張れば武士になれるような世の中も良いかな」みたいな事を軽く言ってたけど、
乱雑になった価値観を纏めれば、それぞれ幸福を追求し易くなる。
地域も人も。
12　罵愚さん 2014/04/14(月) 04:16:27
　かつての不満は貧困、飢餓への恐怖だった。その原因が差別や不平等にあれば、そこを打ち破りたいという思いは当然だったといえる。成熟社会は飽食の時代の産物ですから、貧困や飢餓はない。成熟社会を認識できない人は、いつまでも貧困を格差の要因と思い込んでいますが、格差と貧困・不平等とは、別次元の話題です。
　貧困や飢餓への恐怖がなくなり、生存が保証されれば、労働は必ずしも義務ではなくなる。食べるために働くとわりきって、必要最初限度の“人生を切り売り”するひととか、それもやらずに、趣味や道楽にのめり込んでしまう人生もアリの社会が成熟した社会だといえる。いろいろな人生のちがい、それが格差だ。差別や不平等ではない、格差なんだとの認識するところから、この議論はスタートする。
　能力が…あるいは適正といいなおしてもいいかもしれないし、人生観と表現してもいいのだが、多彩な人生を許容する包容力が社会のなかに生まれてくるのが成熟社会の特徴かもしれない。結果として、それが報われたのか、報われなかったのかの人生の決算書が、意味をもたない社会といってもいい。
13　神様さん 2014/04/14(月) 07:52:35
まだ分かっとらんよぉだね馬具ちんわ。
わいかわらづ、二者択一でものを考えとる。

格差ってものは「程度」の問題。
格差は是か非かとゆぅ問題ではない。

格差が広がると、可哀想だなんだのことじゃなくて、経済が回らなくなったり
あるしわ、出生率が下がって人口減になったりする。

げんに、子供も作れない低賃金が増えておるとゆぅ。

それに文化文明の問題もある。協調や協同や和とゆった日本文明が損なわれる。

ま、何百回と馬具にはゆっておるが、ちっとも「程度」ってことがわからん馬具って
ほんとの馬鹿である可能性が高まってきた。
14　罵愚さん 2014/04/14(月) 10:03:23
　子供がつくれないほどの低賃金は、格差が原因ではない。貧困の問題だ。日本の場合、貧困や差別は高度経済成長で解決できた。残ったというか、新たに浮上した格差の問題は、それとは異質な問題なんだが、そのちがいに気づかない人たちや、気づいても、それが自分の政治理念とは逆方向に走り出すのをきらうひとたちが旧態依然とした不満のタネにしているのだ。
　いまの日本の経済力で、数人の家族を養うに足る賃金と、普通に働いていれば生涯その職場を保障する経営と政治は、それほど大変なことではない。なぜ、それができないのかを、わたしは議論の対象にしている。
15　公太郎さん 2014/04/14(月) 20:22:46
なるほど、「格差」はそういう意味の言葉だったんですね。格の差。格の違。
食べられるかどうかという基準で考えるのが本来の考え方だと。
飽食の時代だから、多様化し過ぎて社会が成り立たなくなっている。
多様な価値観を認めるのが大事だと言う人は、ナショナリストや階層社会を認めようとしない。
単に個性的な自分も評価されたいという願望なんだよね。
単に多様化したら、今度は他人に無関心になる。
上手く纏めて社会を維持できるようなモデルが必要となる。
しかもインターネットの時代だから、余計に統合の必要性がありますね。

＞なぜ、それができないのか
原因が多過ぎて絶望的になってしまいます・・・・。
だから、西部邁先生が仰るように、国家の統合がされないと未来が見えないままですね・・・・。
16　Pochi4さん 2014/04/14(月) 20:32:37
まるで組合の人の話みたいだ。生涯を保証しろだとか普通に働くだとか社民党か共産党組員みたいだ。
17　罵愚さん 2014/04/16(水) 04:37:25
Res16　Pochi4さん
　たしかに外見は共産主義者、社会主義者の議論と似ている。しかし、バブルがはじけて大量リストラのあらしが吹き荒れて、大学卒業生が就職難におちいったとき、自分たちはもっとも安全なところにいて、未組織の弱者に救援を差しのべずに“たか見の見物”を決め込んだのは、大手の組合だった。労働組合は弱者の救済組織ではなく、教職員、公務員、大企業の従業員など特権階級化したエリート集団の利益代表になっている。
　外見上、カンバンには“弱者救済”をうたいながら、実態としては福祉や教育予算の横盗り組織となっている組合や外郭団体やボランティア団体が飽食の社会にむらがって死肉を喰いあさっている。かつて、もっとも成功した社会主義と呼ばれた日本の統治機構は機能不全におちいっていると思う。
18　神様さん 2014/04/16(水) 04:57:23
しかしだね、労働組合ってのは、苛烈な市場社会への抵抗とも言えるのだ。

戦国時代、強いもの勝ちの無茶苦茶社会への抵抗組織として村落共同体ができた。
自分らで武装し、小国家みたいな自治組織を作った。

これから、シナ人らも流入したりして、競争社会の、強いもの勝ちの、
無茶苦茶社会が現出するとすれば、武装した地域共同体も考えねばなるまぃ
地域でなくて職能で固まった共同体かもしれんな。

そんな無茶苦茶な市場社会にならないやうに国家がしっかりせにゃならん。
金もうけだけの、国家・国民を裏切る、守銭奴企業を掣肘せななりません。



19　Pochi4さん 2014/04/16(水) 06:38:41
神社、お寺を中心に寄合の復活が必要ですな。村落に変なのが入ってきたら村八分。それでもダメなら人知れず葬り去る。国家や警察権力が及ばない組織作りですね。
20　罵愚さん 2014/04/16(水) 16:40:34
Res18　貧乏神さん
　「苛烈な市場社会」の現実を前提にすれば「そんな無茶苦茶な市場社会にならないやうに国家がしっかりせにゃならん」わけだ。国家がしっかりすれば、特権階級化した組合は排除の対象になる。いまの日本の組合や宗教団体は、排除の対象だと思うよ。
21　罵愚さん 2014/04/16(水) 17:05:54
　自由主義経済、市場経済の競争社会は勝者と敗者を生みだして、勝者は上層になり、敗者は下層に落ちる。落ちた下層を絶望から救うのは「夢」だった。いまは下層でも、あすは上層にのぼることができる「希望」とか「夢」が自由主義経済にはあるはずだった。
　ところが高度経済成長を達成した飽食の時代は、同時に上層と下層の格差が固定化される時代でもあった。教育環境は上層に有利で、下層の巻き返しをはばんだし、労働組合は正社員の利益を代表して非正規の上昇をはばんだ。福祉政策は下層をぬるま湯にして、格差の固定化を促進した。つまり対流の起きない、格差が固定化した現実がひとつの問題点だな。
　もうひとつの問題は飢餓からの救出ではなく、政治に求められているのが個人的で、千差万別の“生きがい”への要求を満たす…いわば多様化する要求に対して従来の政治は単一の政策しか用意していなくて、対応できないことだ。　飽食の時代の成熟した社会とは、行政サイドからみると福祉政策だけでは国民が満足してくれない社会。飢餓を満たしただけでは満足してくれない時代だともいえる。
22　神様さん 2014/04/16(水) 17:09:45
競争主義・市場主義を信仰してやまない馬具わ。組合に競争のないのを憎み、恨みはらさでおく
ものかと、呪っておる。

シナでわ、漢時代の初めのころ、村人まで爵位を与えるとゆって、それで競争とかなんとかで、
かろうじて残っていた村落共同体が崩壊する。

共同体の再興をなにするならば、競争主義市場主義はご法度、。
馬具わ死刑。

意外にも、労働組合に将来の社会の姿があったりして。、

23　公太郎さん 2014/04/16(水) 19:50:36
罵愚さんの書き込みは、桜の動画や西部先生の動画を好む人からは関心もたれるものだと思うんだけどなぁ。
変な思い込みを正す、その快楽がある。

それなりの生活をするにしても、会社とかはどうなるんだろう？
色んな物質があるだけで、低賃金＝惨めさ。という感覚は、上の人たちの目だけでも自然発生するだろうし。
まだ全く罵愚さんの言うものの世界観を掴めてないので、殆ど想像が出来てないです・・・。
24　罵愚さん 2014/04/17(木) 05:13:40
Res22　貧乏神さん
　いや、共同体の再興を考えているのではない。日本の労組は勤労者の共同組織ではなく、大企業や公務員や教職員など、安定した職業を確保したという意味で上層に属する階級の利益代表になっていて、格差の温床になっていると指摘しているのだ。
　近世の村落共同体のような労働組合は、あってもいいと思うが、いまの労組の延長線上で、それが実現するとは思えない。
25　罵愚さん 2014/04/17(木) 05:23:15
Res23　公太郎さん
　西部邁は嫌いだ。かれの大脳の中心部には６０年安保闘争のかけらが残っていて、生涯そこから抜け出せないものがある。わたしがこれから提唱しようとしているのは、西部邁のような人工的な共同社会ではない。
　国民の衣食住に関心を払わなくていい社会の政治は、福祉政策や経済政策への比重を減らしていくだろう。あるいは社会のなかでの政治の重み、存在感も減っていくだろうという予測を、いま説明している。
26　神様さん 2014/04/17(木) 05:55:03
いんゃ、馬具ちんわ、競争関係を信仰しているのだ、労働組合にはそれがないから憎んでいるのだょ、馬具ちんわ。

市場主義・競争主義、これが人間関係を殺伐なものにし、人類社会を蝕み、自然環境をも
破壊しておる。人口減少の原因にもなっておる。

和と協調と信頼の日本文明をとりもろさなければなりません。


27　罵愚さん 2014/04/17(木) 05:57:38
　ひとびとは多様化した価値観のもとで、自分個人の“生きがい”を見つけて…生きがいのある生活をおくろうとしている。絶対的な飢餓とか、絶対的な貧困は、ここでは話のタネにはならない。貧困や飢餓の恐怖に代わって、日本人をとらえているのは“生きがい”への要求だろう。若者の就職難だって、生活費を稼ぐだけが目的だったら仕事はある。生きがいを満たしてくれる仕事が見つからないのだ。
　さらにその絶望を深くしているのは、上層と下層のカーストが固定化されて、対流が起きない現実だ。それはバブルがはじけて、大量のリストラや未就職卒業者やフリーターの出現が、その原因をつくった政策や経営の責任者には及ばず、下層に押しつけられた現実だ。経済政策にしろ、会社経営にしろ、失敗の結果が国民や従業員の人生を深く傷つけているのに、その政策をつくって実施した政治家や、それに協力した官僚、さらにそれの悪乗りした経営者や幹部社員、大企業の正規雇用者たちは、いまだにその特等席に居座りつづけている。
28　罵愚さん 2014/04/17(木) 06:04:28
　自由主義、資本主義の競争原理が機能していないのだ。勝者が主導して、敗者が退場する民主主義政治、自由主義経済の基本原理は、いまの日本では空文化している。誤解しないで下さいよ。わたしは、だから社会主義・共産主義とか国家主義・全体主義だなんて時計をまき戻す話をしているんじゃぁない。
　まったく新しい統治機構、政治理念を模索しているのだ。
29　公太郎さん 2014/04/17(木) 21:27:22
ローカルとリージョンを間違えて使っていた・・・・・（恥）

>>21の文はなかなか読みごたえがありますな。
>>25
うーん、自分にはそういうのは分からんから別にいいけど。

生きがいを感じる仕事は確かに無いね。
何か形を残せるのが花形だとして、部品だけでは生きがいを感じ辛い。
昔はその上下のピラミッドが小さかったから、部品にも大義があると思えただろうけど、
今はそのピラミッドが大きくなり過ぎて、底辺の部品には生きがいなんて感じ辛いだろうね。
そこで、娯楽産業などの発展へ人々は逃げたが、それもまた嫉妬の多い世界。
出世できたのは、ITバブル時の悪いことで金儲けできた連中だけ。

自分は、西部先生の話も罵愚さんの話もどっちも好きだな。
違いとかそういうの分からないけど。
30　罵愚さん 2014/04/18(金) 06:03:07
　あらためてここで「格差とはなにか？ 差別や貧困に代わって格差がとりあげられる理由はなにか？ 」に戻る。差別や貧困、絶対的な飢餓が克服されて、いままで差別や貧困の陰にかくれて、それらと混同されてきた格差がクローズアップされている現在、あらためて格差とはなんだろう、それが差別や貧困や不平等と、どうちがうだろうかの話題だ。
　差別や貧困からの解放を求めているのではない。社会的成功、権力の掌握、裕福な生活が人生の目的ではなくて、もっと何か別の満足を求める人の誕生にきづかずに、かつてのアメリカ人とおなじ、アメリカンドリームを日本人も求めていると勘ちがいしてきた。
　だから「格差をなくそう」といえば、いままでどおりの不満が引き出せて、社会主義・共産主義勢力の支持層が増えるだろうとのまちがったもくろみに、戦後左翼がいまだにしがみついている。失敗したリーダーたちが、その失敗の責任をとらないから、上層と下層の入れ替えがおきないで、階層が固定化されて、カースト社会への不満に政治もジャーナリズムもそこに気づいていない。旧態依然として貧困層の不満に火をつける議論をして、民衆の革命的変化に期待している。
31　罵愚さん 2014/04/18(金) 06:27:39
　人間は生まれながらにしてちがいがある。生まれた場所も時間もちがって国籍や年齢のちがいが生まれる。両親がちがって出生のちがいになり、性別がちがうし、家柄、財産がちがうし、生活環境がちがうし、健康状態や知能や能力にも差がある。それは不平等ではなくて、生まれながらの格差で、消しようがない。生まれながらの格差を容認したうえで社会に参加する。格差を差別や不公平と規定したら人間は白色レグホンやホルスタインのような家畜になってしまう。生まれた瞬間にオスは間引きされ、おなじ顔のおなじ体形の群れが、おなじ食事を与えられて、おなじゲージのなかで育てられて、おなじ年齢になると屠殺場に送られる。こんな家畜のような状況が貧困や飢餓や不平等を克服したあとの人間社会であろうはずがない。
　個性があって、それが格差を生むから人間は人間だと思う。社会が成熟して差別や不公平がなくなるにつれて、この格差の部分をどう評価するのかに関心が移っている。成熟した格差社会の誕生だな。
32　罵愚さん 2014/04/23(水) 16:59:18
　たとえば女性の社会進出。能力のある女性が自己実現を目的に社会進出するのが成熟社会。どういう自己を実現するのか、当然そこには個性がある。個性を生かした社会進出を女性ができる社会が成熟した社会だ。反対に夫の収入不足を補う目的で働くとすれば、それは貧困社会であって成熟社会ではない。
　にもかかわらずいまの男女共同参画って、貧困社会での女性の社会進出をうながすのと大差ない施策だ。時代錯誤だと思う。いまの日本に必要なのは社会で活躍できる女性に、その活躍する場所や状況を提供するだけではなく、彼女たちとは反対に、家庭生活のなかに自分の幸福を感じる女性や、仕事は生活費を入手する手段にすぎないと考えるマイホーム・パパを許容できる余裕だと思う。
　絶対的飢餓がなくなると同時に、がむしゃらに働く時代は終わったのだ。錯誤の原因は憲法第２５条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」の規定だ。テレビをみて自動車に乗るのが“健康で文化的な最低限度の生活”ではなく、テレビを見ないで自動車に乗らない生活が文化的だと思うひとの出現だ。価値観や人生観の多様性に、政策が追いついていけないでいる。
33　罵愚さん 2014/04/24(木) 05:40:12
“健康で文化的な最低限度の生活”の定義さえもが多様化して、女性がはたらけることが文化的と考える人の出現と同時に、料理をつくり、掃除・洗濯をし、子育てをすることが幸福と感じる人もいる。
　貧困社会から脱出するときに、国家社会主義や軍国主義や社会主義や共産主義の政策として…つまり、全体主義国の計画経済では女性に労働を強要した。その非人道的な政策をカモフラージュするために、さかんに女性の社会進出を美化した宣伝を流したものさ。おなじ感覚で女性の社会参加を、いまの日本で提言する議論には疑問を感じざるをえない。
34　罵愚さん 2014/04/25(金) 05:35:21
　４月２３日のＮＨＫのクローズアップ現代では「“独立”する富裕層 〜アメリカ　深まる社会の分断〜」と題して、富裕層に重税を負担させて、福祉に費やす行政に我慢できずに、富裕層のみの閉鎖的な最小行政単位をつくった実例が紹介されていた。社会的インフラや安全保障など、共同で負担するのが効率的な政策に費やす目的で税は徴収されるのに、貧困や病弱などの社会的弱者の救済目的の福祉に手厚く配分される行政に対して、競争社会での勝敗の結果責任は個人負担の考え方が強いアメリカでは富裕層の不満が強いのだろう。
　この事例が、ストレートに日本人社会に移入されるとは思わない。募金による慈善の精神がささえるアメリカと「政治は御上の仕事」とわりきる日本のちがいはあるし、メイフラワーにはじまる移民社会のアメリカと宗家の皇室を中心の家族国家のフィクションのふたつの建国神話のちがいはあると思う。
35　罵愚さん 2014/04/25(金) 05:39:47
　したがって、日本中が田園調布と夕張市に二分されるとは思わないが、自由な民主主義を標榜して経済発展の結果、成熟した日米両国が、社会の安定を目指した福祉政策を負担を感じはじめているのは、共通している。
　ほんらい安全保障や公共インフラなど、個人で負担するより共同社会全体で資金を出しあうのが税金のはじまりだったとしたら、社会的弱者救済の福祉政策は、その目的を逸脱している。競争社会では、勝敗は自己責任だから、福祉は税の目的外になる。歯止めがかからない福祉予算の膨張が、この意見を生んでいる。
36　最弱三段さん 2014/04/25(金) 07:03:49
格差の拡大を放置すると、究極的には、暴動か革命か犯罪による富の再分配が行われるのが関の山で、要は、富裕層がいかに上手く貧困層の不満を抑えることのできる行動をとれるかで自分たちの身の安全性が左右されるんじゃないですかね。
金というものは、極限においては、ただの紙くずや数字でしかありません。つまりは霞みたいなもので、人間、霞を食べて生きていけないように富だけがあっても生きてはいけません。
また、権力による強制によって富の不平等のいびつさを維持しようとすれば、中国や北朝鮮のような社会に退行するわけで、富裕層にとってもひどく居心地の悪い社会になることでしょう。
まあ、人間の情動というのは懲りないものなので、自分たちも含めた社会全体が崩壊するまで、富裕層の私欲は収まらないものなのかもしれませんがね。
37　神様さん 2014/04/25(金) 08:28:57
馬具わ原理主義者だからね、自由と民主とメイフラワーがオツムの芯に居座っている。
そこから全ては発出するのだ、馬具ちんのばやぃわ。
　ご世の中の実態を見据えて、柔軟に、ときには自由を放棄したり、民主を放棄したりする場合
もあるとか、とにかく馬具わ自分の保有する「原理」に合わせて理屈をつける、それが馬具だ、
原理主義。
38　罵愚さん 2014/04/25(金) 10:29:46
Res36　最弱三段さん
　貨幣はたしかにカスミみたいなもんでが、資産や所得は、それとは別です。あなたの技術や信用は、さらにまた別のものでしょう。それを一律に貨幣に換算して、再分配する仕組みに、なにか致命的な欠陥があるのかもしれない。
39　罵愚さん 2014/04/25(金) 10:36:33
Res37　貧乏神さん
　いやぁ〜、わたしはただ、自由な民主主義に代わる『原理』が見つからないだけのことです。古い言葉で、ほかの読者には誤解されるかもしれないが、貧乏神には「国体」ってのが理解してもらえるでしょう。その国体のもとで、院生やら摂関政治やら幕藩体制が権力の争奪戦を演じてきた国史は、戦後になって自由な民主主義が政治権力を掌握している。
　グローバルスタンダードでもあるこの政治体制は、いま考えられる政治体制のなかでは、もっともすぐれたものだろうと思うわけです。
40　神様さん 2014/04/25(金) 17:55:43
＞・・・・自由な民主主義に代わる『原理』が見つからないだけのことです

なぢぇ　そんなに「原理」が欲しいのか？　パッパリパパラン

たとぃば自由：
　　自由が過ぎれば、社会はめちゃめちゃになるし、自由を抑圧しすぎればいやな社会になる。
　　極端な束縛社会では自由を叫ぶ立てるのも良いだろう、逆に戦国時代見たく中央権力が崩壊し
　　「国家権力が各人に分与される」みたいな放縦社会では、もっと規律を、っつことになる。
　　民主も同じ、民主が過ぎれば衆愚政治になるし、独裁が過ぎればこれもおかしくなる。

なんでTPO（時、場所、状況）考えないのだろう？
今のご時世、自由な民主主義こそ、日本を亡国に導くものだと、神たまわももふ。

土台、民が主なんてのもおかしい話だ、たぶんキリスト教の感覚だろうね、主なるキリスト
なんてゆぅ。主を求めたがる。民が主ではないし、天皇が主でもない、神が主でもない。
この世に主なんてものはない。家庭でも妻が主か夫が主か、なんてこと言い出せば家庭騒乱の元。
41　罵愚さん 2014/04/26(土) 08:45:35
　そりゃぁちょっとちがう。つまり、政治とは意思決定のプロセスのことなんだよ。個人なら、そんなメンドーはないのだが、組織としての意思決定のプロセスとして、専制君主なら、かれがひとりで決めればいい。全員参加の話し合い、どうしても決まらないときには多数決という民主主義に代わる国家運営の手法が、ほかと比べれば比較的すぐれているってことさ。
42　罵愚さん 2014/04/27(日) 05:11:47
　飢餓社会が経済発展をとげて成熟社会になって、ふたつの矛盾が生まれた。ひとつは経済的原動力としての富裕層が少数派を形成し、絶対的貧困ではないが相対的に経済的下層階級が圧倒的多数になった結果、弱者の主張が主流を占めて、多数の経済的敗者が少数の富裕を収奪する構造ができた。コミュニズムの、資本階級が労働階級を搾取する理論とは反対に、貧民が富裕層を搾取する現実が生まれた。その結果、成熟社会に貧困社会とおなじ福祉政策がもち込まれて、結果の平等が競争社会の根本原理を機能させなくなっている。
43　神様さん 2014/04/27(日) 07:51:07
・・・・・・生まれた。ひとつは経済的原動力としての富裕層が・・・・・
----------

「経済的原動力としての富裕層」とゆぅ考え方がおかしぃ

経済的原動力は、富裕層ではない、圧倒的多数になった経済的下層階級にある、としなければ
ならない。

経済ってものは、需要供給の関係にある。需要がなければいくら生産しても売れない、つまり
経済的発展はない。生産し需要する圧倒的数の国民全体が経済的原動力だ。制度や慣行に守られて
高給をむさぼる経営層の欲のかきすぎ、これが格差の拡大をもたらし、需要減退、経済縮小をなにしておる。

　トリクルダウンってか、一部人間が儲かれば下層もそのおこぼれで儲かるはず、なんてゆぅ
理屈がデタラメであるこた、もぉおバレバレになっておる。��小平が言いだしたんだよな、
ま中国の場合は出発点がなにだから、ある程度正当性はあろうが、それを日本に持ち込むこたなぃ
欲垂れの経済人どもが私欲のための理屈付けにしたにすぎん。
　　競争過剰→格差拡大、これが競争の基盤を打壊す、つまし、横綱と十両では競争が成り立たなくなる。
44　罵愚さん 2014/04/27(日) 16:25:06
　あぁ、なるほど、それはわたしがまちがえた。ひとにぎりの富裕と多数の貧困のイメージでも、多数の中産階級でも、三角形に頂点にひとにぎりの勝者がいて、多数の敗者が底辺を形成するトーナメント戦のピラミッドのイメージに、変わりはない。
　しかし、政治は全員が一票ずつの民主主義で、底辺が分け前を要求する。「横綱と十両では競争が成り立たなくなる」から、中入り後の取り組みに十両が出てこないなら理解できるが、横綱も十両も、給金はおなじ社会が現出している。成熟社会に貧困社会のルールをもち込んだのが原因だと思う。
45　罵愚さん 2014/04/27(日) 16:30:45
　努力した二宮金次郎と、あさ湯あさ酒の小原庄助さんも、福祉政策によって、結果として差がなくなってしまう。ふたりのの資産も所得も足して二で割って分配するから、二宮金次郎がため込んだ資金を福祉施設のなかで小原庄助さんが使い果たしてしまう社会ができてしまったのだ。
　もうひとつの矛盾は勝敗の原因者である経営者や管理者がその責任を従業員に転嫁して、結果責任を負わない。敗者、失敗者としての結果責任を背負って退場すべきはずが、責任を従業員のリストラや若者の就職難に転嫁して、市場に居座る。政府は補助金や政策で、それをバックアップしている。
　飢餓社会で正当だった政策を、成熟社会で、まったくおなじように実施するから、むしろ失政の傷口を広げてしまう。
46　神様さん 2014/04/27(日) 23:18:11
・・・・努力した二宮金次郎と、あさ湯あさ酒の小原庄助さんも、福祉政策によって、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結果として・・・・
------------
ケチな根性だね、ったく。
　朝湯朝酒、結構じゃないか、なにをそんなにケチ臭いことゆーのかね。
　よーわ、全体経済がよく回ることだ。格差が過剰になれば経済が非効率になるのだ。
　ケチを言わずに怠け者にも金を渡す、それで需要が伸びて、生産したものも売れるのだ。
47　公太郎さん 2014/05/24(土) 12:19:51
二人のやり取りは面白いですね。
自分は頭が悪いので追いつけないけど。
48　罵愚さん 2014/05/25(日) 04:49:50
Res46　貧乏神さん
　庄助さんに朝寝朝酒を支給して、経済全体がよくまわるのは途上国経済だよ。飢餓社会で正当だった政策を、成熟社会で、まったくおなじように実施するから、むしろ失政の傷口を広げてしまう。庄助さんの消費する朝酒よりも、そのシステムを維持するために民生委員祖制度を維持し、福祉を充実し、公務員を増やす。はびこる不正受給を監視するために、さらに増やす。行政の組織と経費のほうが水ぶくれしてしまう。
　それでも、経済が拡大すればえーじゃないかと考えた政治家やエコノミストは失敗したのだ。根底にあるのは貧困社会の全体主義的思考だ。絶対的な飢餓から貧民を救済するのには、全体のパイを均等に分割して生きのびるしかなかった。貧民は庄助さんではない、絶対的な飢餓だったのだ。
　この均等分割を庄助さんに適用して…というか、飢餓を脱してもパイを朝寝朝酒にかえて要求する庄助さんと、惰性でその要求にこたえた政治と行政がベルリンの壁を崩壊させたのさ。もう一度、別の道から壁につきあたろうとしているのが、この国の福祉政策だよ。
49　神様さん 2014/05/25(日) 08:34:30
馬具わ、デフレっちゅうもんが　パッパリ分かっとらん。
デフレっちゅーのんわ、需要供給の関係において、。供給力が過剰の状態。
つまし働きすぎ、消費・消尽が足りない。生産しても売れないってことだ。

神様、なんどもなんども馬具にゆってきたが、うわの空で聞いておる、注意力散漫。
明日何を食おうか何を着ろうか、そんなことばかり気にしとる。

最大のデフレ解消策は戦争だ。なんでもかんでも打壊す。需要の大拡大だな。
満州事変以後、それいけどんどんが確かにあった、それは軍需目当ての経済界のなにでもあった
のだな。
　今戦争は痛いから、それにかわる需要拡大策をやらねばならぬ。民需がだめなら公需の拡大
すなわち国土強靭化だ。これ、しっかりやってみなさい。
50　罵愚さん 2014/05/25(日) 09:14:52
　だからそれは時代錯誤の経済政策…需要と供給の交差するグラフの説明にすぎず、社会主義と自由主義の二者択一の話題で終わる、すでに結論の出た議論だ。需要と供給では説明できない現象、異質な需要や供給の出現、イノベーション、社会構造の変質、宗教や哲学の復活がもたらす成熟した社会という、過去の人類史には出てこない未知の領域だ。
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